パッチ12.10の耐久力アップから、フルAPダイアナを見ることが減った。
それから、ほとんどみんながサンファイアを積んだタンクビルドをするように。
今回は、ナッシャー・トゥースを積まないビルドを考察したいと思う。
(AOEダメージのあるダイアナにとって、ナッシャー・トゥースよりも”悪魔の抱擁”のほうが確実に強いと思うため。)
(個人的)おすすめ度★★★~★★★★★
5つ星評価は「敵に近接チャンピオンが多い場合のみ」である。
近接チャンピオン相手だったらかなり強いビルドだと思う。
敵に遠距離チャンピオンが多い場合は、おすすめ度は星4つだ。
また、一番使われているビルドのため、ほとんどの人がこのビルドをしていると思うが、
もし遠距離相手でナッシャー・トゥースを積むとしたらおすすめ度はさらに星3つに下がる。
1vs1、特に、HPの低い敵と戦う場合はナッシャー・トゥースの方が強いと思うが、
HPの高い敵との1vs1や集団戦は絶対に「悪魔の抱擁」を積んだ方が遥かに強い。
フルビルド
- サンファイアイージス
⇒このビルドのメインアイテム。機動力・wの耐久力でダイアナは長時間敵の周りに居続けることができるため、このアイテムとの相性がいい。
しかも、Rで複数人を引き寄せることができれば、その間もサンファイアで燃やし続けることができる。
- 悪魔の抱擁
⇒タンクビルドには欠かせないと言ってもいいアイテム。
タンクビルドでは何かのアイテムでじわじわダメージを出すことが必須となるが、AOEスキルのあるダイアナはこのアイテムを積むことで、複数人にこのアイテムの効果を与えられる。
- フローズンハート
⇒このアイテムでHPが得られないのは少しもったいない気もするが、積むことで相手の通常攻撃からのダメージをかなり減らすことができ、マナ切れになりやすいタンクダイアナにとってぴったしのアイテムだ。
- アビサルマスク
⇒このアイテムは敵の魔法防御力を最大で25減らすことができ、これによって魔法防御アイテムを積まないキャリーたちにかなり多くのダメージを出せるようになる。
- スピリットビサージュ(これ微妙)
⇒正直、このアイテムはこのビルドにあまり必要ではない。もともとのシールド量、回復量がそこまで高くないため、25%増加させたところでそんなに恩恵は少ないだろう。
代わりに、「ガーゴイルストーンプレート」などを積んだ方がいい気もする。
このビルドの狙い
このビルドは近接チャンピオンに対して、ものすごく強い。
ダイアナはWのシールド量が増加HP量によって増えるため、HPを積んだビルドをすることで、相当硬くなれる。
そして、サンファイアを積むことで、Q・Eを使いながら敵の周りに居続けるだけでダメージを出すことができるわけだ。
正直、サンファイアは、敵の周りにいることができるチャンピオンであれば誰でも使えるアイテムで、ものすごく強いアイテムだと思う。
使うルーン
- 征服者
⇒ダイアナはこのスタックを簡単にためることができ、ダメージを出せるダイアナにとってすごく相性の良いルーンだ。
- 凱旋
⇒HPを多く積むこのビルドで、集団戦に数人倒せればかなり回復できる。
- レジェンド:強靭
⇒このビルドでASを増やす必要はあまりないし、ライフスティールなんてなおさら要らないため、これが一番いいだろう。
- 背水の陣
⇒この列のルーンは真ん中のやつ以外だったらどちらでもいいと思う。
- シールドバッシュ
⇒シールド(W)を使うたびに追加ダメージを出せるのは、超強い。
- 生気付与
⇒これで征服者・Wのシールド量を増加させる。たぶん、この増加量でシールドバッシュのダメージも多少上がると思う。
ビルドの評価
序盤(アイテム1つ以下)…3点(5点満点)
サンファイアだけ持っている時間帯はそんなに強くないと思う。
サンファイアを取るということは、長期戦をしたいわけだが、ジャングラーに大切な「バースト力」または「CC(スロー・スタン)」が強くなるわけでもない。
その上、このアイテムだけだと、対して硬いわけでもないので、一番微妙な時間帯だと思う。
中盤(アイテム2~3個)…5点(5点満点)
中盤が一番輝ける時間帯だろう。
敵ADCやメイジなどが防御力貫通アイテムをまだそこまで持っていない時間帯。
そのため、順調に育っている状態だったら、取り合えず戦っていればまず負けない。
サンファイア等のAOEダメージで1vs3でも問題なくできる場面も多い。
レートゲーム(アイテム4個以上)…4点(5点満点)
レートゲームになると、基本的にどんなタンクビルドも弱くなってくる。
「硬いのにダメージが出せる」それが一番の強みだったのが、敵キャリーが防御力貫通アイテムを取った後は「ちょっと硬くてダメージもまぁ出るかも」くらいになってくる。
もちろん、このビルドはダイアナとの相性がすごく良いため、この時間帯もしっかり活躍はできるが、中盤に比べれば影響力は低くなりがちだろう。
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